だい

時空の旅人のだいのネタバレレビュー・内容・結末

時空の旅人(1986年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

時空の旅人といえば、
俺の世代にはあの!超クソゲーなケムコのファミコンソフトで有名なわけですが!
俺もやったことあるけど、あれはマジで稀代のクソゲー。
でも映画はさすがにクソ映画ではなかったから大丈夫!
むしろこの内容をよくあそこまでクソゲー化したなというほうがすごい。


とりあえず萩尾望都のデザインしたキャラクターが派手。
眼がデカいもんなぁ。
でも等身とか動きがリアル路線だから嫌いじゃないぞ。
というかどっちかというと好き寄り。

まぁよくあるタイム・リープものだけど、
日本人にタイム・リープものが相当容易に受け容れられるのって、
どう考えてもドラえもんの功績でかすぎるよなぁ。

ぼく桃太郎のなんなのさが一番すき。
昔からバケルくんがめっちゃ好きなんだけど、
バケルくんって藤子F作品の中でも知名度低くない?


本能寺の変を起こらなくする勢(敵)と、
歴史は改変しちゃダメ勢(味方)の戦いが繰り広げられる!

という筋書きが、
実は本当に未来を憂えてたが故に、
本能寺の変を起こらなくして強い支配者の元に世界を守ろう、
そして核戦争で荒廃する未来を消してしまおう、
という信念の元に敵も戦っていたことが判明!

さぁ、どうする!

っていうプロットって、地味に結構優秀だよな?
評価が低いのは、登場人物のほとんどから意思が感じられないとこかね。
テコとか先生とか、
もはや現代に戻りたい意思すら失われてきてるから、
危機感皆無だからな。。


同時代的にどう思われてたのかはわからないけど、
回顧的に見ると、めっちゃ角川映画って感じする。
中学生受けしそう。

でも萩尾望都って、当時でももっと上の年齢層向けだよなぁ。
そのへんかな?
だい

だい