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ONCE ダブリンの街角でのkanegoneのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
3.8
ワクワクするような音楽が生まれる瞬間を描いた映画。

この監督は、音楽の感動が生まれるところを描く人なんですね。
まだ「シングストリート」を観てないんだけど、だいたいいつも貸し出し中です。みんなこういう映画が好きなんだな。 私も早く観たいです。

一見内容と関係ないようだけど、楽器屋の店長が食べてたサンドイッチが、すっごく美味しそうだった。人が片手間につまんでるものって、なんであんなに旨そうに見えるんだろ。

そうした地道な演出があるから、ところかまわず歌を歌い出したり、感動を強要するかのようなストーリーでも、白々しさをあまり感じさせないのかな・・ある程度は感じるけど(笑)


「はじまりのうた」もよかったけど、これもいい映画です。ひとつの歌から感動が広がって、人が集まって、エネルギーが束になって、ムーブメントへ発展していく。この流れには、人が生きていく理由が含まれてるんですよね。

たまに鼻歌とか歌っちゃうような、音楽が好きな方にはオススメです。
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