自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、かなりきわどいエロティックな会話を繰り返し、夜は…
>>続きを読む昭和初期、林ふみ子は行商をしながら、母親と駄菓子屋の二階で暮らしている。八歳の時から育てられた父親に金を無心されるふみ子に、隣室に住む印刷工・安岡は同情するが、初恋の人を忘れられないふみ子…
>>続きを読む売れっ子ホステスから貿易商社の三代目社長夫人に収まった山岡ゆき。だがある日突然、夫が多額の借金と隠し子を残して蒸発した。根性のすわったゆきは、嘆き悲しむ暇もなく、夫の消息を追って九州へ向か…
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