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サイダーハウス・ルールのyutaのネタバレレビュー・内容・結末

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

メイン州の孤児院で、ラーチ医師(マイケル・ケインさん)が父親代わりに育てたホーマー(トビー・マグワイアさん)は、そこで医術を学び、出産や中絶の手術を手伝ったり、孤児達の世話をして暮らしてました。

ある日、ワージントン少佐(ポール・ラッドさん)と中絶を希望する恋人のキャンディ(シャーリーズ・セロンさん)が孤児院にやって来ました。
ホーマーは、ふと思い立ちラーチ医師による手術を終え帰る二人の車に同乗を願い出て、孤児院を出ていく決意をする。
行く宛の無いホーマーは、少佐の実家のリンゴ農園(サイダーハウス)で世話になることになり、そこで黒人の季節労働者達と寝泊まりして、農園仕事を手伝い始めます。

やがて、少佐は任務でビルマへ行ってしまい、残されたキャンディは、孤独感からホーマーをデートに誘う様になり、恋愛関係に発展してしまい・・・

舞台は、孤独院とリンゴ農園の二ヶ所での話で、狭い世界の話なのですが、孤児院で育ち外の世界が新鮮で、常に成長していくホーマー青年と、いつまで経っても彼を心配している父親代わりのラーチ医師の心情がとても良く描かれていました。

原作は、『ガープの世界』や『ホテル・ニューハンプシャー』のジョン・アーヴィング、監督は、『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督。
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