セリフ一切無し!
ストーリー殆ど無し!!
本作はビアトリクス・ポターの世界観を"バレエ"で表現した作品となる。
したがって原題もそうであるように、ピーター・ラビットはメインではない。むしろ登場シーンはわずか。
でも、約50年前とは思えない舞台セット(特に地下室の反転世界)は"凄い"。
でも、リアル過ぎる被り物は"怖い"。
でも、英国ロイヤル・バレエ団の踊りは素人目に見ても"凄い"。
でも、やっぱりネズミの尻尾リアルさなんかは"気持ち悪い"…。
…という、凄い!怖い!感動!キモい!
が連続してやってきて、ラストには感情がカオスになっていることこの上なし。
しかし、あの大きな被り物と股上の浅い衣装でよく踊れるなと驚嘆しかない。個人的にはピーター・ラビットとステッキを使ったカエルの踊りがお気に入り。