自然主義派文豪島崎藤村の父正樹の波乱の生涯を描いた同名原作を、新藤兼人脚色、吉村公三郎監督で映画化された文芸作品。平田国学を心酔する木曽馬籠宿の本陣庄屋青山半蔵滝沢修が、ペリー来航以来の幕末動乱期に…
>>続きを読む◎総集編的で散漫な作劇 終盤の滝沢の演技は圧巻
1953年 近代映画協会&劇団民藝 新東宝配給
モノクロ 142分 スタンダード ＊ホワイトノイズ
高校時代の自慢の一つは、島崎藤村の全作品を読破…
「木曽路は全て山の中である」という宇野重吉の声で始まるこの映画、明治維新ころの激動の時代を描いた物語。原作は島崎藤村。
青山半蔵（滝沢修）という男の一生を通じて、明治維新→廃藩置県→本陣や問屋の廃…
