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イルカの日のkazu1961のレビュー・感想・評価

イルカの日(1973年製作の映画)
3.8
▪️JP Title :「イルカの日」
Original :「The Day of the Dolphin」
▪️First Release Year : 1974
▪️JP Release Date : 1974/06/08
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record : 2020-664 再鑑賞
🕰Running Time : 104分
▪️Director : マイク・ニコルズ
▪️Writer : バック・ヘンリー
▪️MusicD : ジョルジュ・ドルリュー
▪️Cast : ジョージ・C・スコット 、トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー 、ポール・ソルヴィノ 、フリッツ・ウィーヴァー
▪️My Review
子供の頃好きだった作品です。イルカたちの本物の名演技と、ジョルジュ・ドルリューの美しい音楽が当時とても印象に残った作品です。特にサスペンスフルになる前の前半部分はヒーリング映像を観ているような感覚です。
本作、知能の発達したイルカに人間の言葉を理解させようと研究を重ねてきた海洋学者。しかしその裏では、このイルカを利用して大統領暗殺を企てる陰謀が動き出していました。。。フランスの作家、ロベール・メルルの有名SF小説を『卒業』(67)でアカデミー監督賞に輝いたマイク・ニコルズ監督が映画化した作品ですです(もともとロマン・ポランスキー監督がメガホンを取る予定が妻のシャロン・テート事件があったため降板したそうです)。
CGなど一切ない、イルカたちの本物の名演技、人間とイルカの交流が感動を呼ぶ名作ですね。

物語は。。。
世界的な海洋動物学者ジェイクは、妻マギーと共にフロリダの小島の施設でイルカの研究を行っていました。施設で生まれ育ったイルカの“アルファ”に人間の言葉を覚えさせ、4年経った今では簡単な会話ができるようになっていました。ある日メスのイルカ“ビー”をプールに運び込み、2頭はたちまち仲良しに。スポンサーの財団が、この成功を政府の調査機関を通じて嗅ぎつけ、研究に介入していきます。。。

大統領暗殺計画なのにとにかくのどか。あくまでも人間とイルカの交流の物語です。片言の言葉を喋るイルカ、テレビ放映は当たり前のように吹き替えなので、イルカが当時日本語を話してるのに笑みが溢れました。。
そして、名作曲家ジョルジュ・ドルリューの美しいスコアきくとエンディングを思い起し、涙腺が緩みますね。。。

▪️Overview
最も知能指数が高いといわれるイルカの生態を利用した政治的陰謀を阻止せんとする海洋学者の戦いを描く。製作総指揮はジョセフ・E・レビン、製作はロバート・E・レリア、監督は「キャッチ22」のマイク・ニコルズ、原作はロベール・メルルの同名小説、脚本はバック・ヘンリー、撮影はウィリアム・A・フレイカー、音楽はジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演はジョージ・C・スコット、トリッシュ・ヴァン・デヴァー、ポール・ソルボノ、フリッツ・ウェーバー、ジョン・コークス、エドワード・ハーマン、レスリー・チャールソン、ジョン・デビッドなど。(引用:映画. com)
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