オルカの擬人化演出が凄い!
表情がわからなくとも、オルカの眼のアップや鳴き声だけで、怒りや悲しみを表現する手法が見事!
OPに、モリコーネの甘美なスコアに乗せてオルカ夫婦のイチャイチャを見せる事により、その後の悲劇を増幅をさせている。
小さい子供にはトラウマになるかもしれないその映像と、オルカの大暴走&大爆発は衝撃度MAX!!!
『ジョーズ』の亜流作品として製作されたが、『夕陽のギャングたち』の脚本家コンビによる主人公のアウトロー感に、これまた衝撃的なラストと、一筋縄ではいかない作品になっている。
購入したソフトに収録されていた月曜ロードショーの吹替が、字幕と全く違うのも興味深い。