Hagieen

逆襲!殺人拳のHagieenのレビュー・感想・評価

逆襲!殺人拳(1974年製作の映画)
3.6
小沢茂弘監督、千葉真一主演。

シリーズ三作目
東光化学のスキャンダルとなる会話を録音したテープをめぐり、ゆすりをかける財界の黒幕である大和田、検事で沖縄空手使いの国頭と剣での争奪戦。

今作でもきちんと悪党な剣琢磨。しかし巻き込まれた関係のない女性を救いに行くという紳士的な面も見せる。また剣以上の空手使いとして国頭が登場。一見スマートに見えるが、正義を裁く検事が悪に傾いていく所とかいいキャラだ。結局悪党しか出て来ない。

国頭の型を一目で覚え、正武館の政岡憲道に何の技か聞きに行く所などあるが、悪党なので態度はデカい。しかしこういったシークエンスが武術映画としては重要である!
大津波なんて技がホントにあるかは知らんけどw

テープの争奪からその報酬である現金の争奪になり、奪い奪われスピーディーに二転三転していく。
尺も短いのにてんこ盛り。
一作目に出てた志穂美悦子がフリーの殺し屋・火鳳として再登場も嬉しい
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