さうすぽー

アイアンマンのさうすぽーのレビュー・感想・評価

アイアンマン(2008年製作の映画)
4.3
自己満足点 83点

「真実は...私がアイアンマンだ」by トニー・スターク

今週は遂に「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開されるという事で、改めて自分が観た「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」の映画を振り返っていこうと思います!

最初に書いてる台詞はまさしくアイアンマンを語るには欠かせない名台詞!

トニー・スターク自信は実業家であって、キャプテン・アメリカとは違って利己的な正義を目指しています。

初めて観たときは正直少し首を傾げてしまいました。
今までのスーパーマンや日本のスーパー戦隊がみんなを守る正義だったので。
しかし、考えてみれば「正義」自体も自己満でしか無いので、そういった意味では一番現実味のあるヒーローなのかも知れないです。

トニーは自分の会社で世界平和と称して最強の武器を製造していましたが、それが敵の手にも渡ってしまい悪用されてしまった事で、自分の過ちについて考え、アイアンマンスーツに至ります。

何と言ってもトニー役のロバート・ダウニーJr.はぴったりトニーにはまっていました。
かつて薬物で過ちを犯した彼がこの「アイアンマン」で名誉挽回したエピソードはまさしくトニーそのもの!

自分の心臓をアークリアクターで守る等、シリアスな設定はありますが全体的に明るいのが却って観やすいです。
実験の失敗時のコメディ感はいつ観ても笑えます(笑)

少し始まりにあたるエピソードが長くて少し退屈してしまう部分もあったり、メカスーツに関する細かい突っ込みどころ等もありますが、それでも作品自体は面白いし、この作品の成功によって今のMCUのシリーズがあると思うと偉大な映画ですね。

ただ一つ、
ローディ役の俳優が変わってしまったのは残念です。
今のドン・チードルが決して悪いわけではありませんが。