ろいろい

るろうに剣心のろいろいのレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
3.5
💠favorite line💠
"剣は凶器。剣術は殺人術。どんな綺麗ごとやお題目を口にしてもそれが真実。けれども拙者はそんな真実よりも薫殿の言う甘っちょろい戯言のほうが好きでござるよ。"

🎞️catch phrase🎞️
『かならず、帰る』

🎞️story&information🎞️
今から約140年前――動乱の幕末。
最強の暗殺者と恐れられ、<人斬り抜刀斎>と呼ばれた男がいた。
あれから10年、いまだ乱れた世に現れた、ひとりの男。
斬れない刀=逆刃刀で人を助ける、流浪人・緋村剣心。
もう決して人は殺さない<不殺(ころさず)の誓い>を立てた抜刀斎だった。
大切な人たちが平和に暮らせる時代を作るため、いま剣心の真の戦いが始まる――。


監督は大友啓史。

原作におけるニセ抜刀斎騒動・黒笠編・観柳邸突入までのストーリーが基になっている。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2012年に上映されたアクション作品。

まだレビューしていないことに気づき、3回目の視聴でようやくレビュー書きます。

当時、誰もが知っている漫画が実写映画化するということに食指が動いた記憶のある作品。

原作の知名度が高ければ高い程、その支持率が集客率に繋がると短絡的な考えをし、
多くの悲惨な実写映画を世に出してきた邦画界にひと際眩い輝きを見せているのが本作。
原作キャラクターの再現率の高さと原作の長い話をコンパクトにまとめて自然に繋げたのが功を奏して大人気シリーズとなったことは今更言う事ではないと思う。

とにかくビジュアル面で優れている。
武田観柳役を演じた香川照之のぶっとんだ怪演
鵜堂刃衛役を演じた吉川晃司さんの静かな狂気
緋村剣心役を演じた佐藤健のイケメンぶり
どれも素晴らしい。

そんな役者陣に加えて
存在感抜群の殺陣など充実しているアクション
堅調ながらも起伏に富んだストーリー
が展開されていく

導入部分となる鳥羽伏見の戦いでは、鬱蒼とした竹林に砲撃音が轟くシーンに思わず息を飲んだ人も多いはず。
剣心は戦を離れ
斉藤は刀を持ち続ける道を選び
刃衛は人斬りの業を受け継ぐ
本作における3人が最初から描かれていることに感激した。

ただ、武井咲の演技が下手すぎるのが難点。

まだ見ていない人がいればぜひ!

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story:amazon prime参考
information:Wiki参考
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