ひろぽん

リーサル・ウェポン4のひろぽんのレビュー・感想・評価

リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)
3.4
『リーサル・ウェポン』シリーズ4作目
同僚刑事ローナがリッグスの子どもを身ごもり、マータフの娘リアンも同じタイミングで妊娠している事が知らされる。それから9ヶ月後、中国人の密入国船事件に巻き込まれ激しい銃撃戦を繰り広げるも乗組員たちを取り逃してしまう。この事件にはチャイナタウンの犯罪王ベニー・チャンが絡んでいることを突き止めるが、そこには真の黒幕としてチャイニーズマフィアが絡んでいた。子どもと孫が生まれるリッグス&マータフの刑事コンビが、生と死の狭間でもがきながら愛する者たちの為に戦う物語。

コナンみたいに生きているだけで事件に毎度遭遇するこのコンビの凄さ。

初っ端から謎の火炎放射器ぶっぱなしてる変人犯罪者に、相棒にパンツ一丁でニワトリダンスさせてて隙を狙うリッグスの作戦は狂っていて面白い。その後もひたすら長い間いじりのネタにするとは…笑

いつも以上にド派手なカーアクション、ジェット・リーが加わり増えたカンフーアクションは見応えがある。

シリーズを通してマータフ一家の所持してるものが破壊されすぎてて笑う😂家に車、船など高価なものばかり。賄賂疑惑が浮上するくらい刑事にしてはお金を持っているマータフの金銭事情の秘密が明かされるも、意外過ぎて驚愕( *ºΔº )

1番印象的だったのがレオの蛙のお話🐸これまでリッグスやマータフに散々イジメに近いいじられ方をしていたけど、刑事コンビと付き合い続けた理由や初めて明かされる思いが胸熱だった。それにしてもレオの職業銀行員、不動産屋、探偵と毎度毎度変わりすぎやて。

リッグス&マータフが作品上でも歳を重ね、恐竜の化石みたいな扱いだったり、ポロッと歳とったなと声をもらすシーンは作品当初からの時代が感じられると共に次世代に繋げて行くんだろうなという希望にも見える。


これまでの3作品とは少しテイストが違い、爆破控えめで締めくくりがハッピーエンドに。ラストのエンドロールはこれまでのシリーズに登場した人物の集合写真などが沢山出てきてファミリー感が強くてホッコリする終わり方。

最終作として良い締め括りだったんじゃないかな。時を経てメル・ギブソンが監督で5作目が浮上してるみたいだからどういう方向で行くのか楽しみ😊


見事なコンビ愛、ここに終幕
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