牛猫

スピード・レーサーの牛猫のレビュー・感想・評価

スピード・レーサー(2008年製作の映画)
3.3
レース中に命を落とした兄の意志を継ぐために、男が疾走する話。
原作は日本のアニメ。「マッハGoGoGo」。因みに、キルビルの栗山千明の役名もこのアニメが元ネタだそう。
中身の方は、全体的に目が悪くなりそう。カラフルで、色が濃くて、まぶしくて、アニメやゲームのような映像の作り込みがとにかく凄いです。ギッラギラな街やサーキット。電飾や看板など、好きな人なら背景をじっくり観ても楽しめると思います。
視覚からのインパクトが強烈すぎて、セリフや真田広之の印象が薄いのが残念。尺が長めなのもマイナスポイント。
レースシーンの迫力は素晴らしいし、お金がかかってるのも納得の出来なのですが、興行が伸び悩んだのもなんとなく分かるような気がする作品でした。
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