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アメリカン・グラフィティのkazu1961のレビュー・感想・評価

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)
4.4
▪️JP Title :「アメリカン・グラフィティ」
Original :「American Graffiti」
▪️First Release Year : 1973
▪️JP Release Date : 1974/12/21
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :
第31回ゴールデングローブ賞 作品賞
▪️Appreciation Record : 2020-639 再鑑賞
🕰Running Time : 110分
▪️Director : ジョージ・ルーカス
▪️Writer : ジョージ・ルーカス、グロリア・カッツ、ウィラード・ハイク
▪️MusicD : ※※※
▪️Cast : リチャード・ドレイファス、ロン・ハワード、ハリソン・フォード、チャールズ・マーティン・スミス、ポール・ル・マット
▪️My Review
古き良き時代のこれぞアメリカという作品です。公開当時、アメリカの高校生たちのライフスタイルに憧れました。出演者がチャールズ・マーティン・スミス演じるテリー以外全員車を所有していることに感動すらしました!!(高校生やで!!)
本作、フランシス・フォード・コッポラ制作、そして元アシスタントのジョージ・ルーカスが監督だけでなく脚本も共同執筆した自伝的要素が強い作品です。
1962年の夏の一夜に様々な出来事を経験する高校を卒業したての若者の姿を描くポップな作品で、クラシックカーから当時のヒットナンバーのロックまで、大人になるための通過儀式としてそのスタイルを決定付けました。色々な模倣作品が出てきましたが、これ程の影響力を持った作品としては右に出るものがないと言われています(個人的には当時サントラのテープーヘビロテしていました!!)。
また、ケネディ大統領暗殺やベトナム戦争に突入する前のアメリカの「最後の楽しい時代」を描いたことにより、戦争のトラウマを別の形で浮かび上がらせたという側面もあるようです。
そして、なんと言っても俳優陣の顔ぶれが素晴らしいです。リチャード・ドレイファスの今やヒットメーカー監督のロン・ハワードが東部の大学に進学する優等生、ポール・ル・マットがグリースで頭を固めた不良、シンディ・ウィリアムズ、キャンディ・クラーク、チャールズ・マーティン・スミス、伝説のDJのウルフマン・ジャック、そしてドラックレーサー役のハリソン・フォード。
若い才能が集まって、その才能を持ち込み、それをみごとに映像化しています(何人が後の大スターになっていったことか!)。
ルーカスは『スター・ウォーズ』と同じ“人間は変わり続けなければならない”というテーマを、青春ドラマというかたちで産み出したのが本作です。
60年代アメリカティーンズの熱い青春ドラマ、必見の名作です。

▪️Overview
後に「スター・ウォーズ」を生み出すジョージ・ルーカスの出世作となった長編第2作。1960年代初頭のアメリカを舞台に、4人の若者たちが過ごす一夜をロックンロールの名曲の数々に乗せて描いた青春群像劇。1962年、カリフォルニア北部の小さな街。高校を卒業したばかりのカートとスティーブ、1学年下のテリーと年上のビッグ・ジョンの4人は、それぞれの愛車に乗っていつもの溜まり場に集まる。カートとスティーブは大学に進学するため、翌朝に故郷を出る予定だ。4人は故郷でともに過ごす最後の夜を楽しむべく、それぞれの思いを胸に街へ繰り出していく。スティーブ役を後に監督として大成功を治めるロン・ハワード、カート役を「ジョーズ」のリチャード・ドレイファスが演じた。無名時代のハリソン・フォードも出演。(引用:映画. com)
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