米軍基地がある街に住む人々の群像劇。
黒人と韓国人ハーフの青年、片目が見えない少女、それを除く青年、米国人。朝鮮戦争で傷を負った者や、栄光に浸り続ける者。
当時の生き辛さや青春、逃れられない運命を描いた名作。
誰も幸せになれないのはもはや承知の上とは言え、やはりキムギドクは想像を越えてくる…。
でも本作ではまだ若者が青春してる描写があるのが良い。3人とも右目に傷を負って歩くシーンすんごく良い。とにかく良い。
来たいわけではないのに、この街にやってきて嫌われるアメリカ人の苦悩も見ていてつらいものがあった。