イニャリトゥ監督は21グラムがすごく好きなんですが(バードマンも良かった)、これはそれほどハマらなかった。
余命僅かな男が子供たちのために何をしてやれるかって、いかにも泣かせるネタなんですが(もちろん泣いたけど)、思っていたより複雑な話でした。主人公は癌に侵されているだけでなく、死者と交信できるという超能力も所持してるみたいで。そりゃハビエルさんですから納得なんですけども。
冒頭のシーンがラストに繋がって、ここはすごく良かった。ただそれまでのストーリーが中国人やらセネガル人やらグローバルすぎて、ちょっとついてけなかった。