別にたいした事が起きるわけでもなく、特にロマンチックやドラマチックな事があるわけでもない、でも、言葉や民族や宗教が違っても、人間同士として通い合う温かいものがある事に気づかせてくれる、ハートウォーミングなやさしいお話でした。 まさに音楽は国境を越える、人間も国境を越えられる、そんな感じがしました。 いいオッサンの音楽隊が迷子になるだけでかわいいのですが、まるでおとぎ話から飛び出してきたような、音楽隊の鮮やかなブルーの制服がいろんな風景にマッチして、映像的にもシンプルでありながらも温かみを感じました。