迷子の警察音楽隊の作品情報・感想・評価

「迷子の警察音楽隊」に投稿された感想・評価

kthk1914

kthk1914の感想・評価

4.8
2022年72本目。かなりオモシロかった!厳格な団長の哀愁とおかしみの同居する夜のデート、気まずい異国での奥さんの誕生日パーティー、イケメンの恋愛指南とか爆笑ポイントも多いし、じんわりと温かみもある名作。これは観て良かった。
nekoneko

nekonekoの感想・評価

3.7
🇮🇱イスラエル作品
公演先にたどり着けない8人の🥁音楽隊?

まず…音楽隊の正式名称が長すぎて覚えられない笑

似たような名前の全く違う田舎町に迷い込んだ楽団員と町の人々との悲喜交交

…「サニー」って万国共通の🕺✨クラブソング?イスラエルの映画にまで流れるとは思わなかった(ボニーmの楽曲が使われている映画って意外と多い)

クスッと笑えて…共感できるシーンも多い
普段見過ごしている何気ない幸せや温かさが伝わる作品

まさかの♥女好きのカーレドの十八番チェット・ベイカーを団長も好きだとは思わなんだ笑

ゆるりふわり…哀愁ありきのお話です
ラストの団長の歌声に揺れましたが…

今日から小田和正さんが74歳で全国ツアーをスタートさせたとのNEW-Sに凄いなぁ…と🌬️🌬️🌬️
滋味…という言葉がよく似合う映画だ。

エジプトからイスラエルへ、警察音楽隊が訪れる。しかしちょっとしたミスから目的地を誤り、寂れた町で立ち往生。食堂の美人女将の親切で宿を得た団員たちは、思い思いの一夜を過ごす。

只々それだけのお話で、大きな出来事は起こらない。
堅物・口下手で初老の団長をはじめとした音楽隊のメンバーは何組かに分かれ、ある者は女将に付き合い、ある者は誕生日の席に窮屈そうに居合せ、ある者は女性の口説き方を指南する。

そこで誰もが、昼の暑さの残滓のような何とも言えぬ気まずさと、そして同じだけのやさしさに触れる。
ふとしたことから、少し覗いた古傷にお互いが触れあったりもするのだけれど、一夜という時間は癒しを得るにはあまりに短く、見ないふりをするには長すぎる。

その絶妙な距離感、ちょうど音楽の演奏が始まろうとする直前、音が吸い込まれた沈黙のような真空状態のポケットに、彼らの言葉や視線は落ちていく。
何にも手に取れる形には残らない時間であり、きっと彼らは再会することもないのだろうけれど、ずっと忘れないだろうという確かな予感がある。あなたにも、そんな一頁がありはしないだろうか。

エジプトとイスラエルという因縁深い両国の関係もまた、今作の水面下に隠された層を形作るために一役買っているだろう。政治の上では和平を結んでいても、数十年以上に渡りいまだにボールはネットの上。国民感情としては複雑なものがあるという。

しかし少なくともここで描かれた一夜にはただ人と人だけがあって、緊張や悪意とは縁遠い。はじめ堅物の団長は親切の申し出を断ろうとするのだけれど、あけすけな女将はぐいぐいと引き込んでしまうのだ。
国が、民族が、言語がどうであろうと誰の上にも夜は落ちかかるし、誰もがひとりで朝を待つのは寂しいものだ、というようなごくごく当たり前のことを思ったりもする。

アキ・カウリスマキとかジム・ジャームッシュ的でもある抑えたユーモアが全編を包んでいて、ゆるっと観れる小品。
製作はイスラエル・仏・米ということだけれど、「イスラエルに迷い込んだ、ちょっと抜けたエジプト人をもてなす」というこの映画をエジプト人が観たら実際どう思うのか、ちょっと訊いてみたくもある。
大きな盛り上がりも無く、どちらかと言えば地味な映画だが なんだかほっこりとした気持ちにされる良い映画だった。

エジプトの音楽隊の制服が爽やかで良い。 エジプトはアラビア語なんですね。 お隣のイスラエルとは何度も紛争が起こっていて 音楽隊が訪問するなんて考えられないシチュエーションなんでしょうね。

だからでしょうか、初めはなんだかお互いに距離を感じるんです。 でも、個々の人達はとても良い人達。 一緒にいれば自然と相手の事を思いやるようになる。

スケート場でのシーンは良かったし 団長とディナの二人のシーンも良い。 たった一晩で人と人はこんなにも仲良くなれる。
なのに何で国と国になると争いごとばかりなのか。

日本人には分からない深い部分で絡まっているものがあるんだろうね。

どうでもいい事だが、イスラエルもリンゴは皮を剥いて食べるのだね。 しかも皮の剥き方が、、、あれじゃ実が半分になってしまう、、、
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

2.3
 エジプトの警察音楽隊が間違って一字違いのイスラエルの田舎町へ来てしまう。町の人々と音楽隊の一夜の交流を描く。

 これはなんとも味のある不思議な映画。ドタバタな旅の映画ではなくただ一晩泊まるだけ。イスラエルとエジプトの距離感もあまりアピールせず、人生の立ち止まった一瞬の交流を描いている印象。
 個人的にはあまり合わなかったかな。。。
Nishiumi

Nishiumiの感想・評価

2.9
エジプトの生真面目な音楽隊とイスラエルの食堂に集う人々との自然体での交流。音楽隊のイベントよりも友好関係が築けたんじゃないの。
エディ

エディの感想・評価

5.0
しょっぱなからコントのような展開で笑う。。が、内容はしっとり心に染みる渋い大人の映画。
springy

springyの感想・評価

4.2
パレスチナ問題で顕著なように、アラブとイスラエルの対立は根深い。それを踏まえて、この映画を見るとまた、違った視点から楽しめるだろう。
そもそも、エジプトとイスラエルの交流が成り立った点でも奇跡的だし、個人と個人の触れ合いには民族的対立など乗り越える力があることを教えてくれる。
そういう知識がなかったとしても、不器用に生きている人たちの真面目な姿にニヤニヤしてしまう。
ブロードウェイでミュージカルになり、たくさんの賞を獲得したそうだ。場面転換が舞台でも行けそうだし、せっかく音楽家が主人公たちなのだから、もっと演奏が聞きたい。好評なのもうなずける。
ミュージカル版をぜひ見てみたい。
エジプトの警察音楽隊がイスラエルの街に招待されて着いたけど、行き先を間違えて良くわからない街で一夜を過ごす話。
シュールなコメディなのだけど、終日気まずい空気が観てる方もなんだか居心地が悪い感覚になっていく。
不思議なおもしろさのある作品でした。
Amelie

Amelieの感想・評価

3.3
かなり独特な空気感の映画でした。ストーリーはほぼないと言ってもいいくらいシンプルで、空気感に結構全振りしているような印象です。正直キャラクターも個性豊かというほどではないのですが「こういう人いそうだな」という絶妙なキャラクターたちなので、それがかえって良かったような気もしました。ある一日のできごとをそのまま映像化しただけのような何も起こらなさと絶妙なキャラクターたちの掛け合わせによって生まれる独特の空気感とゆったりしたテンポ感が心地良かったし、ぼーっと見ているだけで心が落ち着くような感じがしたので、見るタイミングをちゃんと選べばかなりドンピシャな一本だと思います。ただやはりびっくりするくらいシンプルで雰囲気や温度感を楽しむような映画だと思うので、見る人は選ぶだろうなと感じました。もし興味があるなら一度見てみるといいかなという一本です。
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