あーさん

ミッドナイト・イン・パリのあーさんのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.9
ウディ・アレンを観よう!第1弾

まず最初はスコアの高いものから…と手に取った今作。
ウディ・アレンの独特の世界になじめるかどうか少々ドキドキしながらの視聴。

…と心配していたら、アンニュイな音楽にのせてパリの素敵な街の映像が次々に流れるオープニング。
あれ?もしかしてオシャレな感じ?絵葉書になりそうな綺麗な街並み。。パリに行きたくなる!

脚本ではそこそこの仕事をしているが、作家としてはまだまだ修行中の主人公のアメリカ人ギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)は、なかなか周囲と価値観が合わない自分に今一つ自信が持てない。そんな折、婚約者イネス(レイチェル・マクアダムス)と彼女の両親と共にパリを訪れるが、たまたま夜に散歩をするため単独行動した彼は自分の好きな1920年代にタイムスリップしてしまう。そこでは著名な画家や作家など文化人たちがクラブやパーティー、サロンに集っていて驚くギルだったが…。彼らと夜な夜な交流するうちに、ギルが古き良き時代への懐古と決別し、本当の自分の人生を見つけていく物語。。

ジャン・コクトーのパーティーでフィッツジェラルド夫妻に会って、その伝でヘミングウェイに自分の書いた小説を読んでもらうよう頼む…ってすごすぎない⁉︎
世界史や芸術は好きなので、出てくる人の名前は一通りわかる…。でも海外文学には疎いので、作品の特徴や作家特有のエピソードなんかはあまりわからない…。
ああ、勿体ない!これは知っている方が絶対楽しめるなぁ。。ルイス・ブニュエルに映画のアイディアをってこれこの間フィルマークスのフォロワーさんがレビュー書いてたあの作品じゃない⁈
とにかくすごい人達の中に入ってしまった!ということはわかるんだけど…。
でも詳細を知らなくてもここで知ってから興味を持って、あれやこれや調べるのもアリかと…。それにしても一世を風靡したトンがった作家や芸術家ばかりなので、会話も言動も面白い!出てくる人の名前はあまり書いてしまうとつまらないので本編でのお楽しみ〜と♫

あとアドリアナ役のマリオン・コティヤールが魅力的!顔も声も良い女優さん。
レア・セドゥが出てるというので気になっていたが、出番は短いながらとても大事な役だった。若いので今と印象は少し違うけれど、やっぱり可愛らしい♡ラストが粋でしっとりとした余韻…。
ハッピーな気持ちになれる。

アート好き、海外文学好きな人に特にお勧め。音楽も良い。90分ほどなのでサクッと観られる大人の作品!