群青

名探偵コナン 天国へのカウントダウンの群青のレビュー・感想・評価

3.4
久しぶりに再鑑賞したので再レビュー。


第5弾は満を持して黒づくめの組織の登場!
そしてビルの火災!
公開は2001年春。舞台はツインタワー。そして倒壊までしなくとも火災が起きる。
この約5ヶ月後にアメリカで…歴史は時に数奇な運命を示唆するけど、それにしても奇妙な偶然だなぁ…



とりあえず今回はコナンの本筋である組織。以後の作品でも度々出てくるが劇場版としては今作が初めて。映画で組織を描きます!と知った時幾分驚いた気がする。


再鑑賞して思ったのはジンさん、なんでそんな知る人は知ってるような車に…と思った笑
組織は着信メロディも決めているし、秘密厳守を掲げている組織としては拘ったらいけない部分であるような笑
まあ他のキャラもかっこいい車乗ってるし原作者の趣味なんだろうけど笑


ミステリー面ではこの組織と別の殺人事件が絡む。
犯行方法は凄くシンプル。どちらかというと動機を考える謎になっている。
が、その理由で人を殺せるか?と聞かれたら半分半分。自分の人生をかけたテーマを描くために家まで建てたのに、その後にあんなことされたら確かに殺意は浮かぶような気がするけどでも流石に殺せねえなぁ…


組織は組織で灰原を追う。今作の組織は漆黒と比べるとコナンに寄ってくる訳ではなく、本来の目的のついでとして灰原を狙っている。そのせいか鋭いんだか鋭くないんだかよく分からん洞察力でコナン達を追い詰める。園子はとんだとばっちり笑


組織を描いているためキュンキュンは蘭より灰原や少年探偵団となっている。
灰原の気持ちはどうなんだろ?どうなんだろうなー(ニヤニヤ)
歩美ちゃんのキュンキュンポイントも。
素直にあなたがいるからドキドキするって小学1年だろ?すげえこと言うな笑
元太も三彦も大活躍。米粒のくだりはかっこいいな。


ラストの脱出方法は小学生なら絶対に怖くて無理!と思える。説明は意味わかんないしわかんなくてもやることこええし、少年探偵団のコナンへの信頼がないと絶対に無理だろう。何せこの時説明される自由落下と加速度の方程式は高2レベル。実際に高2で対面した時、コナンだ!とやっと理解した笑


あと、オープニングタイトルの曲はこれと次作が好きだなあ。イントロ何パターンかあるけどこのイントロがいい。
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