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ブラックサイトのkuuのレビュー・感想・評価

ブラックサイト(2008年製作の映画)
3.8
昨日お勧め頂いた映画を“そう”“そう”に鑑賞。映画『アウトサイダー』で俺のハートを鷲掴みにした(今時こないな表現はしないかな?)ダイアン・レイン(この映画の時は49歳かぁ。それなりにシワも増えてたけど、女優的にはいい感じに年を重ねてる)主演の『ブラックサイト』絶対に見たらあかんブラックサイトって、そんなサイトがあっても、“そう”“そう”見んやろって思いながら
www.killwithme.com
を“そう”“そうに”検索してる自分もこまったもんだ。氾濫するネット社会に潜んどる恐怖をまぁ斬新な手法で見せてくれた、頓知の一休さんも吃驚のトンチンカンチン一級品サイコストーリーやった!事件や事故とかのニュースをはじめ、色んな知識を共有出来、音楽や動画とかを素早く提供する場所としてインターネットてのはテレビなんかを簡単に凌駕してるし、今じゃ生活必需品。“そう”、そこは匿名性故に沢山の悪意が横行するアナーキーエリアでもあるとおもう。ネット犯罪は多種多様してきてるし、そんな現状をタイムリーに見せつけてるのが、この映画『ブラックサイト』やと。殺人の凝った仕掛けはフゥ~シツコいまでに“そう”“そう”って書いたんはこれに繋げたかった→『ソウ』シリーズのトリック以上に巧妙かなっと(まだシリーズ3までしか観とらんが)、アクセスが上昇するほど体温上昇で緊張上昇、頭いい犯人はハンニバル・レクターを弟子か?って思うくらい、緊迫感があった。犯人のイカレタ?いや、実際は怒れた心理は確かにビビってもた。せや、なにが怖いって、アクセスした奴らがイワされとる可哀想な奴の死を早め、共犯者になっちまうってこと。殺人の生中継を見るって、イカレポンチって理屈ではわかっちゃいるが、人間はわかっちゃいるけど止められない(植木等も唄っとる!)古っ。そんな好奇心には勝てへんもん。ネット人口内の一般人が共犯となる可能性も無きにしも非ず。おっそろしい現実や。自分が加害者になるかも!なをて妄想?疑念?を観る人に抱かせる。フィクションであるけど、リアルなテーマを含んでる。実際そんなサイトがあったら、見ないと云い切れまっか?自分は冒頭で書いたように、いの一番に検索してまう!考え直さなあかん。観たくないようで観てしまう恐怖の矛盾した好奇心が一体となって、決して他人事って云いきれへん怖ぇ~映画(この“怖ぇ~”は桂小枝風の声でいって下さい)でした。末筆ながら、映画を紹介していただいた、ゆきさん感謝します。
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