kazu1961

文化生活一週間/キートンのマイホームのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.3
▪️Title : 「キートンのマイホーム』
Original Title : 「One Week」
▪️Release Date:1920年公開
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-084 再鑑賞
▪️My Review
やっぱりキートンは手放しで面白い!!キートン監督第2作のショートムービーなのに、もうその後の大アクションコメディの素地を十分に堪能できます。
本作は、バスター・キートン&エディ・クライン監督作品「キートンの文化生活一週間」。またの名を「キートンのマイホーム」とも呼びます。原題タイトルは「One Week」なんですね。ほんと、純粋に楽しめるんですよね。
やっぱりキートンは、体当たり演技だから面白い!!体を張って笑いを取りに行ってますよね。
一歩間違ったら怪我したり死んだりするかもしれないレベルの演技です。。。
そしていつも発想がすごい。本作もそうですが、そうくるかっ!という予想外の連続、ファンタジック的な面白さを描くのが非常にうまいです!!
本作は、結婚したてのキートンがマイホームを作る物語です。ところが、恋敵のイタズラにより、なんとも奇妙な家が出来上がります。玄関は2階にあり、風が吹けば家全体がメリーゴーランドのようにクルクル回ります。まったく新しい喜劇コメディなんですね。
当時のメディアには、「喜劇界における今年最大の出来事」と評されたそうです。
いつの時代に観ても面白い!!それがキートンですね。

▪️Overview
新婚のキートンは、新居建築を約束し求婚したため、低予算の組立住宅を購入。自力で組み立てようとするが、恋敵が建材の番号を3を8、1を4というように書き変えてしまい、妙ちきりんな多角形の家ができ上がってしまう。床は傾き、洗面台が外壁についた暮らしにくい家だが、とりあえず、新築祝いのパーティを開く。しかし、常軌を逸した家に客たちは大混乱! キートン初期短編の傑作。出演は、バスター・キートン、シビル・シーリー、ジョー・ロバーツ。
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