文化生活一週間/キートンのマイホームの作品情報・感想・評価

文化生活一週間/キートンのマイホーム1920年製作の映画)

ONE WEEK

製作国:

上映時間:20分

ジャンル:

4.0

『文化生活一週間/キートンのマイホーム』に投稿された感想・評価

4.0
993件のレビュー
4.0
一生分のドタバタが詰められた一週間。
一生物の視覚的快楽とアイデアとガッツが詰められた20分間。
凄い(ドン引き)の前に面白い(満面の笑み)がギリ勝ってくれた。映画、もう全部これでええやん。
このレビューはネタバレを含みます
いいタイミングで手でレンズ隠すとこ笑った。女優の表情も良かった。
名シーン、目白押し。
組み立て可能なもの、パーツとして区分可能な工業製品的生活、の中で鐘の音と共に残響する切断不可能な結婚生活という提示が、苦かろうが印象的。
イケアの家(具)組み立てレベル100って感じ

妻がバスタブから一瞬出る時にカメラマンがレンズを手で塞ぐところで突然第四の壁がやぶられる
Nao
4.0
新婚夫婦が組立式の家をプレゼントされる。監督デビュー時から倒れる壁などキートン的要素が詰め込まれていて面白い。歪んだ家はドイツ表現主義のパロディだろうか。
4.0

最高じゃないか。ドタバタのスケールが大きく、スラップスティックに一味加えている。車が生まれ、家を持ち始めるアメリカでこれは絶対にウケるんだろうな。これこそ『変な家』といえる。
突然第四の壁を壊す演出…

>>続きを読む
おもしろっ!!
入浴シーンをぬるっと隠す神の手(唐突なメタ)。汽車が突っ込んできて家を破壊(←!?)豪快にぶっ飛ぶの気持ち良過ぎ。
5.0

とにかくドタバタ圧倒される
終始パワー溢れている
語りのない映画には最近出会ったばかりだけど、語りで誤魔化しているものばかりなのだと気付かされる
この時代の本気は"マジ"なんだとバカみたいな言葉で言…

>>続きを読む
あのヘンテコな家の前衛的な造形。家まるごとメリーゴーランド。家を貫通する機関車。凄まじいムダのなかに美学があり、笑いがある。文字通り体当たりで演じ続けるキートンたちの爽快さと狂気と
David
5.0
このレビューはネタバレを含みます

凄すぎる。落下、墜落、回転、疾走、様々な運動のスリルとユーモアが詰まっている。足場や床、天井、そして家そのものまでが約束された崩壊を伝えてきて、滑稽であると同時に哀しさを漂わせている。それは映画一本…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事