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パルプ・フィクションのkazu1961のレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0
「パルプ・フィクション」
1994/10/8公開 アメリカ作品 2016-188
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1990年代ランキング22位

タランティーノを一躍有名にした話題作。「パルプ・フィクション」のタイトルの意味は「くだらない作り話」のような意味になるそうです。思いっきりつまらない話を豪華な俳優を使って作る、そういうのりがタランティーノファンにはたまらいですね!オムニバスの3部が少し時間軸がズレて進行していくのもGood、2時間半の長丁場を感じさせません。冴えない二人組のギャング(ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン)、ボスのセクシーな若妻(ユマ・サーマン)、捨て身のボクサー(ブルース・ウィルス)がそれぞれ光る演技を披露しています。所々で「キル・ビル」のオマージュを感じるのも見どころですね。

アメリカの低級犯罪小説であるパルプマガジン的なストーリーをコンセプトに殺し屋たちの話を3つの物語が交錯するように語られるコメディあり、ヴァイオレンスありのドラマ。監督・脚本は「レザボア・ドッグス」で監督デビューし、「トゥルー・ロマンス」やオリヴァー・ストーンの「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の原案を手がけているクエンティン・タランティーノ。主演は「キャリー」「サタデー・ナイト・フィーバー」「ベイビー・トーク」シリーズのジョン・トラヴォルタ、「ダイ・ハード」「虚栄のかがり火」のブルース・ウィリス、そして「危険な関係」「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」「カウガール・ブルース」のユマ・サーマン。ほかに、「星の王子ニューヨークに行く」「モ'・ベター・ブルース」「ジュラシック・パーク」のサミュエル・L・ジャクソン、「コックと泥棒、その妻と愛人」「ゴッホ」「レザボア・ドックス」のティム・ロス、そして「ミーン・ストリート」「アリスの恋」「レザボア・ドッグス」「ピアノ・レッスン」「バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト」などに出演しているベテラン、ハーヴェイ・カイテル。94年カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞。
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