ヤマト

チェイサーのヤマトのレビュー・感想・評価

チェイサー(2008年製作の映画)
4.1
アジア映画56作品目。
《哀しき獣》、《哭声》の【ナ・ホンジン監督】の長編デビュー作品。

上記2作品を過去鑑賞していて、僕の個人的な四天王(笑)【ハ・ジョンウ】、準四天王の【キム・ユンソク】のタッグ。
個人的にはアクション要素、ハラハラ感は《哀しき獣》の方がありましたが、こちらの作品も韓国映画らしいバイオレンス作品で、観賞後に残るダメージはヤバいです。
《チェイサー》
※チェイサーと聞くと親父が昔乗ってたのを思い出す
※《チェイサー》とは[追跡者・狩人]のこと

更に個人的に好きな実話ベースなので、それもプラス要素。
2004年に韓国で起こった、[ユ・ヨンチョルによる連続殺人事件]をベースとしているそうです。
また、同年イラクで起こった人質事件の影響も受けているとのこと。
最早、人間とも思えない鬼畜っぷりには刺激が苦手な方は控えた方が良い作品です。

あらすじは
【キム・ユンソク】演じる元刑事で、今はデリヘルを経営しているオム・ジュンホ。
彼の経営する店のヘルス嬢が次々と失踪するという事件が起きます。
ジュンホは彼女たちに渡した高額な手付金を取り戻すため【ク・ボヌン】演じる舎弟のオジョと捜索を開始します。
※このオジョが使えないようですが、まぁまぁ一生懸命頑張ってます

やがて、ジュンホの命令で、体調不良を押して仕事に出たところ、犯罪に巻き込まれる【ソ・ヨンヒ】演じるキム・ミジンの客の電話番号が、それまでに失踪した嬢たちが最後に仕事をした相手と一致していることが発覚する。

その男こそが【ハ・ジョンウ】演じる連続殺人犯のチ・ヨンミンだった。
ヨンミンは客として風俗嬢を家に招いては惨殺しているサイコパス。
しかもその家も、他人を殺して乗っ取ったものという更なる鬼畜っぷり。

果たしてジュンホはミジンを救い出すことができるのか?

ラストシーンはかなりの胸糞です。
マジで韓国警察ダメ。
予想外の展開だったので、かなりダメージありました。
パワーがある時に観ることをオススメします。
それにしても【キム・ユンソク】と【ハ・ジョンウ】の演技がマジで素晴らしい。
胸糞だけどオススメです!
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