アリスを愛でよ!
世界が壊滅しても
世界がヒャッハー化しても
アリスを愛でよ!
「バイオハザードⅢ」
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演、シリーズ第三弾です。いきなり、世界がマッドマックス化し、壊滅してます…。オープニングは北斗の拳かと…。
世界はTウィルスの感染により、アンデッドの支配する死者の世界に。生き残った人々はコンボイ(車団)を作り、宛の無い逃亡生活を送る…。アリスはアンブレラ社の監視をくぐり抜けながら、旅を続けていたが、コンボイ隊の危機に合流する。だがウィルスの抗体を持つアリスの血を狙うアンブレラ社は彼女を狙い刺客を送り込む…。
今回は数々の映画のオマージュ的な展開が印象的。前半はマッドマックス、ゾンビ。中盤の山にヒッチコックの鳥。そしてラストにバイオハザードⅠと。
中でもヒッチコックの鳥を思わせるカラスゾンビの来襲は良いアイデアかな。アリスの能力アップを印象づけてくれますし。
オマージュ以外では、前回から出演のカルロスが男気を見せてくれます。このシーンは中々。タバコの伏線もよくあるパターンながら良かったです。爆破も迫力がありますね。
ただ全体的に面白いかと言われると微妙ですね。オマージュ故に新鮮かと言われるとやはり微妙。カルロス以外は余り印象に残らず、ストーリーもそんなに…。アンブレラ対アリスは続きますって感じでしたし。シエンナ・ギロリーはいないし…。
これまたアリスの美しさと無敵ぶりを楽しむ映画でしょう。アクションは相変わらず美しく激しいですからね。脚本を書いてる旦那さんはアリス=ミラ・ジョヴォヴィッチがホントに好きなんでしょうね(笑)アリスの血を得るためクローン体が出てくるんですが、最早世界がアリスだらけになりますよ(笑)彼女を愛する旦那さんには良い世界なんでしょう(笑)
そんなにいっばいいるなら、1体下さい(笑)
でもこの先どこにこの作品むかうんでしょうか…。