カテリーナ

テイク・シェルターのカテリーナのネタバレレビュー・内容・結末

テイク・シェルター(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

マイケル・シャノン演じるカーティスが悪夢に悩まされ日毎に
憔悴していく様子に息を飲む
静かな凶器を漂わせたあの顔の口元がかえって怖いです
ジェシカ・ジャスティンはここでもしっかりと
存在感を示していました 様子が変わって行く夫を見守り
大きい愛で包み込む 母性愛を熱演

ラストはどちらに転ぶのか、粗方予想はつきましたがファーストショットではシャノンをラストショットではジャスティンを同じ
シチュエーションに置いて嵐の運んで来るあの雨を掌に降らせます

「妄想じゃ無くて現実だった」とその時初めて
夫の言葉を信じる事になります

それにしても、シャノンが誰も信じられなくなって1人孤立してしまう様子は胸が痛みました
危険が迫ってるのに上手く伝えられなくて自分に対して敵意を持ってるんじゃないと疑心暗鬼になり
自分から相手を遠ざけてしまう
私にも覚えがあって観ててキツかったです
カテリーナ

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