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テイク・シェルターのAirconのレビュー・感想・評価

テイク・シェルター(2011年製作の映画)
3.6
マイケルシャノン、ジェシカチャステインどっちも好きだから観てみた。
何故かすごい長く感じた。
マイケルシャノンが原因不明の悪夢を見出す話。

主人公の感情描写が漠然とした不安一辺倒で、”犬に噛まれる”とか”嵐がくる”とかが現実に起きると確信する描写など、本人の主観が少ない。
つまり、彼の中では”これは病気による幻覚なのか?”と”もしかして現実に起きるんじゃないか?”が常に対立してるはずなんだけど、観客は十分に感情移入できるだけの描写が与えられていないからあんまりわからない。

統合失調症系の話は好きなんだけど、それは、”主人公が正しいはず!”とか”もしかして今までの全部幻覚?”とか、主人公の身になって疑心暗鬼を楽しめるからな気もする。
そういう意味では、この映画はジェシカチャステイン視点というか、ただの悪夢なのか予知夢なのかを悩んでるマイケルシャノンをよくわからず見守るっていう感じ。

シェルター作りたいのなんかわかる。
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