このレビューはネタバレを含みます
イラク・アフガンが舞台の戦争映画は緊張感がすごい。
「現地の通訳」という要素は、大きく捉えれば「バディもの」の、不信感や馬が合わない等の不仲状態から信頼関係構築までのドラマを、「被アンダーカバー」的>>続きを読む
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いや面白いんだけど、ミステリー的な部分が微妙。
「時系列」や「視点」の構造として、②職場に変なやつ来たからはじまり、いろいろ事情がありそうだとやって、①彼のここまでに至る経緯をやって②で気になってた>>続きを読む
RENDELL OVENS RULESってなに。。。
あの焼く時に注射したやつはなんなんだろ。
眠らせる感じでもないし。
お面の相手にスプレーは効くのか?
ハノーバー男、チアリーダーのヒントはや>>続きを読む
やっぱりイーライロスなんか好き。
とにかくお膳立てがうまい。
映画にノせるのがホントにスムーズ。
情報量とか時間の取り方がちょうどいいのかな。
あと、しっかりとワクワクさせられる「欲」とか「好奇心」な>>続きを読む
これは良かった。
歴史の入れ方◎
歴史詳しい人はニヤニヤしながら観れるんじゃないかな。
そこまで詳しくない人は史実とどこが違うのかわからないから、観終わった後に確認しないと変に覚えちゃいそう。
まった>>続きを読む
日本にもこういうのある、たまに死人が出る伝統行事みたいなものに、32歳ニート喪女が就活に失敗した帰りにヤケクソの思いつきで極寒の川に飛び込み、男たちよりも先に十字架を取ってしまう。
実際に運用すると>>続きを読む
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ホラー(恐怖)とは定義的にこういうことなのでは?
これはネタバレ厳禁なので前情報なしで。
わりと体験型。
音声が、360度パンや距離感が配置されてる感。
なぜホラーがこんなに嫌いなのにすごく惹かれる>>続きを読む
89年のパルムドール。スティーヴン・ソダーバーグ。
テーマは普遍的なことだけどなんかシブい。
4人の人間の「個」と「関係」の構造。
幾何学的な感じ。
「個」と「関係」はレイヤーの違う概念で、「個」が>>続きを読む
これはちょっとついていけない。
最初から最後まで。
まあこの困惑が規格外なのはそう。
アナロジー的に身近な何かとハマって共感できる感じもなかった。
すんごい雑な言い方をすると、「フランスっぽい」性に>>続きを読む
いまだにスティーヴンソダーバーグが面白いと思ったことがないのだけど、それは本当の代表作を観ていないからだ、と思い評判が良いやつを観てみる。
脚本はよくある感じで特に優れている感じもしない。
ジョージ>>続きを読む
このドキュメンタリーを観るとまただいぶ印象が違う。
このドキュメンタリーの趣旨ではまったくないが、時代なんだろうけど、どこにでもカメラが先回りしてエルヴィスのすべてをコンテンツ化しているな、という印>>続きを読む
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物語の構造として、「集団内の政治」そしてそれの道具としての「ハッタリ」という、変なたとえで言ってしまうと、ジャンルとしてはヤクザものや成り上がり系、『キャッチミーイフユーキャン』とか、そういう映画が>>続きを読む
愛とはなにか。
最後のマーフィーのエレクトラを思う気持ちが愛に関係していて、あの状態が愛なのかな?
それとも遡及的に理解してからが愛?
それともあれが愛だったと遡及的にわかるもの?
息子に対する気持ち>>続きを読む
映像や演出は工夫が多くて派手で観ていて楽しかったけど、、話としてはひたすら可哀想すぎてちょっと救いが無さすぎるのと、オースティン・バトラーがあまりに似ていないのと、その2点にも関わる、エルヴィスのチャ>>続きを読む
「ヴィーガンの肉を売る肉屋」という、、、「反ヴィーガン的」だが、ある部分ではこの映画こそが「ヴィーガン的」な「平等」を違うバイアスでやっている状態にも見える。
戦国時代みたいな、かなりアッパーなバイア>>続きを読む
死ぬ7年前の35歳くらいのドキュメンタリーだけど、エルヴィスプレスリーって意外とシャイな感じで、恥ずかしがって緊張してる高校生みたいな雰囲気で、今見るとなんとなく素人っぽい。
目が冷静で、歌ってるのに>>続きを読む
母-娘間の愛情というモチーフがいろんな形で繰り返される。
最初の20分くらいでほぼ真相までわかる。
水分の象徴的な使い方。
もはや水の妖怪と言っても。
全然怖くなかった!
リングはあれだけ怖かっ>>続きを読む
あれか、マイケルキートンのバットマンの時のジャックニコルソンみたいな役を今回はマイケルキートンがやってる感じか。(こっちの方が先だけど)
なんか芸人の個人技みたいな、後にジョニーデップがやるような感じ>>続きを読む
所謂インテリ層で、レズビアンで、フィンランドからの留学生で、文化遺産の岩絵ペトログリフを見学にモスクワから北極圏のムルマンスクへと向かう寝台列車で、同じ目的地だが採掘工事の現場へ向かうブルーカラーの労>>続きを読む
今までのコンテクストを踏まえるとこのパルムドールは妥当。
これは一歩進めてる。
申し分なくクリティカルでアクチュアル。
「平等の不可能性」「格差の必然性」「社会の共犯性」
こんな短期間で2度目なので、>>続きを読む
アメリカっぽい。
「ゾンビ」を使って再び開拓時代のような自然状態を作り出し、アメリカ的な自主自治自己責任な、極限の自由と極限のリスクにさらされた自分の存在を喜んでる感じ。
『ノマドランド』の精神。>>続きを読む
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物語の構造が面白かった。
別にこの構造が斬新というわけでもないのだけど、わかりやすく形が見えた気がする。
具体的には、主人公の視点が「あるライン」にとっての途中から入ってきた新人的な存在だったと、「あ>>続きを読む
イーサンがボケていることを脚本に入れてきた?
ところどころ大丈夫か?って思うシーンがあってそれが伏線になってる?
もちろん違うんだけど、図らずもバイデン的曖昧戦略みたいに見えるシーンが。。
3を見直>>続きを読む
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赤ずきん先生。。。
テレビドラマクオリティのサスペンス脚本に、コメディはいつもの個人技。
いや、まあまあ面白かったんだけど、真矢みきとムロツヨシと佐藤二郎とか。
赤ずきん先生のツッコミはもう少しスム>>続きを読む
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橋本環奈とジャニーズの誰々で適当に作れとテレビ局に言われたので作りました、という感じ。
指定の安いエキストラと安いセット、安いCGで適当にノルマ的に作ってる感じ。
ここまで酷いのは普段は避けてるので、>>続きを読む
RottenTomatoesで批評家92、観客52だったので。
たしかにこれは賛否がわかれるわ。。。
恐怖カテゴリは、ガオー1、ビク3、ゾワゾワ6くらいのバランス。
(振り向いたら怪物がいて追いかけて>>続きを読む
前情報なしで。
あらすじも読まないで観たほうが良い。
怖いけどかなり面白い。
お腹が空いたのでおやつ休憩がてら、超適当に何の前情報もなく観始め、30分くらい食べながら観てつまんなかったら止めようと思>>続きを読む
まあ既定路線ではあるのだけど、前半とのトレードオフとしてのやむを得ない既定路線。
前半はおもしろい。
とくにキャビンシチュエーションでのスリラーという鉄板で、本来なら話が通じないサイコパスな敵や、も>>続きを読む
論点はしっかりあるし、デヴィッドボウイのとくにジギースターダスト期の出来上がりと家族に関係してる。
彼自身のある意味でカッコ悪いところというか天然のスターになれないからこその発想の転換みたいな部分。>>続きを読む
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チョン・ジョンソだったので。
アバンタイトルが、「ただの強盗が主人公に倒される」=「主人公はすごく強い」と説明するだけの機能しかなくて、缶詰アクションもそこまでだし、回収されそうな要素もほぼなさそう>>続きを読む
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物語構成の骨格的な「母と子」のモチーフ×3
①1673年メキシコでのラ・ヨローナによる夫の浮気に怒り子供を溺死させる事件が起き(根本原因、呪い)、②1973年ロスでの児童虐待を疑い児童を保護するが、ラ>>続きを読む
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ずっと自分が普遍的な正しさだと信じてるリベラルを揶揄しつつコメディにしてるのかと思っていたけど、最後のノートでゲイの夫婦や大麻合法化をカバーしてるのを見た感じ、もしかして真正面から教義の啓蒙をしてた?>>続きを読む
悪夢のよう。
わりとシリアスなんだよな。。。
下手にシリアスなプロジェクトベースだから、要素のコメディが浮くし、シリアスなベースがただでさえB級なのに、コメディでよりグダグダになってる。
さらに物語>>続きを読む
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わかる。。。
美女(持つ者)が、必ずしもイージーでポジティブかと言うとまったくそんなことないんだよな。
集団は中央値から離れたところから中央に奪おうとする力学が常に働く。
持つ者は「守り」が足りないと>>続きを読む
すさまじい。
死体の扱いとか微妙にブラックではあるんだけど、「生と死」や「若さと老い」、「恋愛や結婚」を下手に道徳のフィルターを通して善悪を規定せずに、ありのままに受け入れている感じ。
普遍的。
人>>続きを読む
半分幻想の中にあったような感覚。
あのアンダーグラウンドも国も。
実際、「これ幻想のシーンかな?」と思えるところが現実だったという演出?が何度かあった。
現実離れした歴史の感覚を表すのにこの感覚は合っ>>続きを読む