みっちゃん

ダーティハリー3のみっちゃんのレビュー・感想・評価

ダーティハリー3(1976年製作の映画)
3.5
1を観逃して、2を観てのシリーズ三作目。
テレビの刑事ものの風情をより強く感じる。
そんなに観たわけではないけれど、日本の刑事もののお手本なのかしらん。
組織からはみ出し、独自に事件に挑む、暴力熱血刑事。

女性刑事を起用する警察内の方針で、女性が相棒になる。
彼女が採用面接時に、法律の知識をズバッと披露したのは小気味よかった。
が、晴れて採用されて、捜査時、スカートに高いヒールっていうのは、意識低すぎじゃない?
バッグも邪魔。
ハリーの皮肉な嘆き「Marvelous」(?)を「泣ける」と翻訳していたけれど、今でも使えるのかな?

女性起用、ヒーローの政治利用、ベトナム戦争からの帰還者の問題など、盛り込まれていた。
けれど、薄味の印象。
あと、必ず乱交パーティ的な場面のサービスショットがあるんでしょうかね?笑

ラストの悲しい余韻は良かった。
サンフランシスコの風景も味わい。
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