長崎の南端に浮かぶ伊王島。この島で生まれ育ち、炭鉱で細々と暮らす風見精一・民子夫婦は、会社が閉山したことから北海道の開拓村に入殖することを決断した。 老いた父と幼ない2人の子供を連れ、住み…
>>続きを読む浜崎家の長男・鯉太郎もそろそろ満一才、みち子さんは目を離すヒマもない。そんなある日浜ちゃんの母親たきが上京した。みち子さんは鯉太郎をたきに預け同窓会に出かけたが、たきがギックリ腰でたてなく…
>>続きを読むダンプの運転手として一家を支える幸雄を突然の不幸が襲った。最愛の息子が溺死してしまったのだ。荒んだ生活を送るようになった幸雄は、弟の明彦の恋人だった順子と出会い同棲生活を始める。だが仕事も…
>>続きを読む42歳独身青森県弘前市出身。 夢破れ人生を諦め惰性で日々を過ごしていた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせ…
>>続きを読む“神様に一番近い港町”へ弾丸旅行にやってきた、新宿の男と女。崖っぷちの男は、強引に連れて来た金髪の恋人に、旅の本当の目的を隠していた。それは、実の親戚に“オレオレ詐欺”をすること。しかし1…
>>続きを読む妻に先立たれ、岩手に住む父親の悩みは、東京に住む末っ子・哲夫のことだ。定職もなくアルバイトで気ままに暮らす息子をたしなめる父、そして反発する息子・・・そんな哲夫も下町の工場で働くうち、可憐…
>>続きを読む東京から長崎を走る特急さくら号には、車掌の松崎をはじめ多種多様な人々が乗っている。道中、列車は大型台風に遭遇した。豪雨と崖崩れによって線路がふさがり、急停車した車内は騒然とする。だがその時…
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