家族の作品情報・感想・評価

「家族」に投稿された感想・評価

18209『家族』あー、いいですねえ。厳しいけど、良い時代ですね。「故郷」という作品もそうでしたが、なんてゆーか、こう、「足るを知る」と言うかね、そんな事を気付かせてくれますね。素晴らしいキャスト!何より倍賞さんが美しいね!
MiYA

MiYAの感想・評価

2.8
昭和30年代の高度成長期の日本の様子が描かれていますが、生活が苦しく北海道へ開拓のために移住する家族の姿には、この時代の影の部分が見えるようです。0歳の子どもが亡くなるシーンはちょっと辛すぎたな。
filmsounds

filmsoundsの感想・評価

3.0
おなじみの山田組キャスト総出演で、列島縦断ロケーション撮影。冒頭に地元エキストラへ謝意を述べている辺り、本当に大勢の人びとの協力なくして有り得ない映画だっただろうし、観ていても伝わってくる。撮影に賭けられたであろう熱量は余すことなくフィルムに焼き付けられており、観るものを圧倒してくる。個人的に、シナリオ自体に惹かれるものは少なかったが、全編通して放出されるエネルギーをひしひしと感じさせられた。
このジャケの雰囲気はいいのだけれど、チラシの方が絶望感や悲壮感が漂っていてすき。お話しはザックリ言いますと長崎県の離島から北海道の中標津町(網走市にほど近い)まで、家族一家で陸路の旅をするというこの時代では過酷な長旅。で、思った。飛行機で行けばいいじゃんって。さらに1970年の作品と言えば、男はつらいよシリーズでも秀作の「第4作の新男はつらいよ」で寅さんが競馬で100万円勝って、おいちゃん、おばちゃんにハワイ旅行をプレゼントするという寅さんらしからぬ粋な計らい(結局行けませんが)をしたことを思い出した。1970年の物価では確かに万馬券でも当たらない限り、飛行機での旅行なんて庶民には無理だったのかもしれません。なので、このロケはさぞハードだったに違いない。半ドキュメンタリーといっても納得の力作です。道中の各地でのエピソードもインパクトありで、よく2時間内で仕上げたなと、さすが山田洋次監督と唸るばかりです。

物価に関する面白いリストはこちら
http://www.geocities.jp/return_youth/memory/prices_showa/inrex.html
家族+ロードムービーは、
山田洋次監督の得意分野。
演出とストーリーは荒削りだが、素朴な俳優の演技と合ってる。カメラが、とてもいい。
1970年の日本も興味深かった。
でも、長崎県から北海道まで電車で行く苦労って、新幹線もある時代だから、大したことないと思うけど。2人も人が死ぬなんてやり過ぎ。怒りの葡萄のイメージ?
何でフェリーでないの?

井川比左志の役柄、粗暴な夫は、今は受け入れられない人格。
でも、当時は、あんな男がいっばいいたんだよね。
仕事は真面目だが、家庭では我がままで幼稚なガキみたいなオッサンだらけだった。
井川、倍賞、笠ちしゅうが良い。
上野の旅館、中標津に着いた時の3人の表情は、秀逸。
この映画は、動だからいい。
監督は、静になりやすい。悟ったらダメ。
映画は熱と動だよね!
明るい内容とは言えないがとても好きな映画。高度経済成長期の時代背景がわかる。
倍賞千恵子さんが本当に綺麗で、可愛い、、
ばたこ

ばたこの感想・評価

3.7
酪農家としての成功を目指し、長崎県から北海道へ往く家族の物語。理想と現実のギャップ、冒頭で娘が終わりには祖父が相次いで亡くなり、打ちのめされながらも、夫婦は不退転の決意で生きていく。

尺の大半は電車の移動や主要都市での滞在を描いており、高度成長期の日本がヒシヒシと感じられる。

倍賞千恵子さんがとても綺麗。

さりげなく寅さんが登場してたのが面白かった。
yoshis

yoshisの感想・評価

2.7
倍賞千恵子、笠智衆、前田吟、渥美清、男はつらいよ以外でこのメンバーを観れるとは。
北海道へ行く途中で大阪万博に寄って、娘が亡くなり、北海道に着いて間もなく、父が亡くなる。けれど、その後、新しい命を授かる。波乱万丈
流しながら見たのでストーリーというより当時の生活やファッション、電車、街の風景を楽しんでしまった
長崎から北海道の中標津まで電車で行く話
生活追われてたら寒いとこよりあったかいところの方が過ごしやすい気もするけどどうなんやろ

大阪の阪神百貨店は今と変わってないかんじ!?
環状線のオレンジ色の電車も走ってた!

早苗ちゃんつらすぎた
道東の夏は短いし寒いし一瞬だけどまあ爽やか、九州弁なつかしか〜

ビーさん(倍賞千恵子さん)若いときめっちゃ透明感あって美人
故郷とともに、民子3部作の一作。
今作も高度経済成長期と家族の話。

主人公は小さい島での苦しい生活から、夢であった酪農をしようと友人に誘われていた北海道へ移住する決意をする。
「生活を変えよう」という決意が、ここまで大変な時代があったということがグサグサと刺さる。
長崎から北海道。
いまでは「命を賭して」なんていう距離でもないし、切符を見せてびっくりされる時代でもないが、当時はとても大変だったんだなぁ。
そんな主人の一大決心を支える、倍賞千恵子演じる妻や、笠智衆演じる祖父にグッとくる。
特に笠智衆の祖父には、歩んできた人生の器の大きさの違いをその立ち振る舞いや言葉から感じることが出来、こう歳を重ねたいものだと思った。
「民子(妻)の言う通りにしなさい。」
この言葉は肝に銘じておこう。

人生を歩む「家族」の支え合いや別れ、喪失、そして新しい家族の誕生を、70年代の日本の空気や生活と共に考えることが出来る、記録映像的にも貴重な作品だと思います。
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