家族の作品情報・感想・評価

「家族」に投稿された感想・評価

ばたこ

ばたこの感想・評価

3.7
酪農家としての成功を目指し、長崎県から北海道へ往く家族の物語。理想と現実のギャップ、冒頭で娘が終わりには祖父が相次いで亡くなり、打ちのめされながらも、夫婦は不退転の決意で生きていく。

尺の大半は電車の移動や主要都市での滞在を描いており、高度成長期の日本がヒシヒシと感じられる。

倍賞千恵子さんがとても綺麗。

さりげなく寅さんが登場してたのが面白かった。
yoshis

yoshisの感想・評価

2.7
倍賞千恵子、笠智衆、前田吟、渥美清、男はつらいよ以外でこのメンバーを観れるとは。
北海道へ行く途中で大阪万博に寄って、娘が亡くなり、北海道に着いて間もなく、父が亡くなる。けれど、その後、新しい命を授かる。波乱万丈
nN

nNの感想・評価

4.0
流しながら見たのでストーリーというより当時の生活やファッション、電車、街の風景を楽しんでしまった
長崎から北海道の中標津まで電車で行く話
生活追われてたら寒いとこよりあったかいところの方が過ごしやすい気もするけどどうなんやろ

大阪の阪神百貨店は今と変わってないかんじ!?
環状線のオレンジ色の電車も走ってた!

早苗ちゃんつらすぎた
道東の夏は短いし寒いし一瞬だけどまあ爽やか、九州弁なつかしか〜

ビーさん(倍賞千恵子さん)若いときめっちゃ透明感あって美人
故郷とともに、民子3部作の一作。
今作も高度経済成長期と家族の話。

主人公は小さい島での苦しい生活から、夢であった酪農をしようと友人に誘われていた北海道へ移住する決意をする。
「生活を変えよう」という決意が、ここまで大変な時代があったということがグサグサと刺さる。
長崎から北海道。
いまでは「命を賭して」なんていう距離でもないし、切符を見せてびっくりされる時代でもないが、当時はとても大変だったんだなぁ。
そんな主人の一大決心を支える、倍賞千恵子演じる妻や、笠智衆演じる祖父にグッとくる。
特に笠智衆の祖父には、歩んできた人生の器の大きさの違いをその立ち振る舞いや言葉から感じることが出来、こう歳を重ねたいものだと思った。
「民子(妻)の言う通りにしなさい。」
この言葉は肝に銘じておこう。

人生を歩む「家族」の支え合いや別れ、喪失、そして新しい家族の誕生を、70年代の日本の空気や生活と共に考えることが出来る、記録映像的にも貴重な作品だと思います。
山田洋次監督。
井川比佐志、倍賞千恵子、笠智衆主演。

1970年キネマ旬報邦画ベストワン。

ある食い詰めた家族が、故郷の長崎から友達を頼りに北海道へ移住する物語。

お父さんとお母さん、3歳の息子と1歳の娘、お爺さんの5人で電車を乗り継いで。

福山で弟に会い、大阪で万博見物。0系新幹線で東京へ。その時、1歳の娘が・・。
青函連絡船から北海道へ・・。

お父さんの決断から、北海道の開拓民に夢を求め、ほぼ想いだけで家族で故郷を飛び出すけど、道中色んな事があり、大きな代償を払い・・。

1970年といえば、大阪は万博で凄い賑わいでしたが、日本各地では、まだまだ大変な時代だったのが、作品を通じてよく分かります。

北海道へ着いて、お父さんが自分の決断に後悔するシーンとか、福山の駅での別れ、東京での悲劇と泣かせる場面が沢山あり、ラストも明日への希望を感じさせる素晴らしいシーンで、凄い良質なロードムービーだと思います。
マチカ

マチカの感想・評価

3.5
そうだ、こっちだ。前にBSつけたらやっててなんとなく見てたら万博とか出てきて目が離せなくなった記憶。
BSでまたやってる!と思って見てたら、万博出てこなくて「郷愁」という別の映画だった。だって、登場人物がほぼ一緒なんだもん…
寿都

寿都の感想・評価

4.5
昭和、高度経済成長期らへんの理解が深まる。今日の利便性の異常な高さにあらためて気付く。身体的な苦労はゼロに近い時代ですな。これだけ豊かになった時代に精神的苦労をわざわざ抱え、不幸を嘆くことはほんとバカバカしい。
民子シリーズ、面白くありがたく貴重な半記録映画である。
2018 5.29 鑑賞
民子3部作の1作目
倍賞千恵子若い。
昭和の日本の風景が懐かしか!
1970の日本をかいま見ることができました。生も死も、今より近くにあったような。
長崎の離島から北海道の開拓村まで、途中大阪万博に立ち寄ったりしながら陸路をゆく引っ越し家族の話です。ホームドラマだと思って観ていたらわりかしハードなロードムービーだったので驚いた。ふつうに移動してるだけなのに『イージー・ライダー』みたいにコロリと人が死んでいくんですけど……1970年当時は国内旅行もけっこう命がけだったんですかね……

そんなハードな旅路の折々でふとした安らぎと心地よい哀切を与えてくれるのは我らが笠智衆師父。八幡製鉄所や富士山を見て興奮する笠智衆、冷えたビールを飲んで満面の笑みをこぼす笠智衆、エスカレーターに乗るタイミングがつかめず滑稽な動きをする笠智衆、孫に「おまえはこじきじゃなかやろうが」と謎の説教をたれる笠智衆、空気枕にご満悦の笠智衆、開拓村の凍土に打ち下ろしたクワが抜けずに尻餅をついてへぺろ(かわいい)の笠智衆、ほろ酔い上機嫌で炭坑節を歌う笠智衆、調子に乗って二番も歌う笠智衆などなど、前世が笠智衆の孫なんじゃないかと思うくらい笠智衆のことが大好きな僕にとってはたいへんな眼福でありました。
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