広島カップ

007 スカイフォールの広島カップのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
3.2
開巻早々またまた追いかけっこ!
しかもまたまたスーツ着て!

肉体派ボンドもここで一巻の終わり?級の場面が追いかけっこの中であるのですが、勿論復活します。そのあとボンドがなんと無精髭生やしていたのはいくらなんでもいただけませんね。
君、アメリカ人じゃないでしょ。人前に出るときは身だしなみには気をつけなきゃ。
でもこれがニューボンドの味でしょうか。

今作、アストンマーチンがスイッチになってましたかね。
愛車の登場でお待ちかねのテーマ曲が高らかに流れると、「おっ、いよいよ来たねえ」という気分になります。また、愛車がぶっ飛ばされてしまうと、「やりやがったなテメエラ!」(石原裕次郎か!)みたいに俄然スイッチが入ったボンドが好きです。

スパイ:相手方・敵方の機密情報を密かに探り出すこと。またはそれをする人。【明鏡国語辞典】
“密かに“ですよね、“密かに“。
この新シリーズは盛大なアクションによって“密かに“感が希釈されているところが気に入っています。
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