『ファン想い、
マンネリ回避→迷い道🚶？』
毎作の事ながら、ジャッキーが繰り広げる多種多様なアクションの数々には本当に感心させられます。この作品の頃のジャッキー映画って、香港資本なのに明らかにハリウッド意識してる感じの作風。でも、エンタメ作品としてはキライではないです。
ただ、この『ファイナル·プロジェクト』に関しては、「今までと同じことはしない！」という想いと、「ファンを楽しませよう！」という強い想いがあったからこそ、変化球というか、結果的にファンが一番見たい部分がやや欠落してしまった迷走の感が否めない作品だと思います。
久しぶりに観て今回初めて気付いたのたですが、これ位置付けとしては『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の続編なんですね(‘∀‘ )で、何とジャッキーの名前がジャッキーっていうんです。わかりやすいとはいえ、そのまますぎます(^∀^；)(笑)
ストーリーと展開的には、さながらスパイものの雰囲気。ただ、毎度の事ながらいかんせん劇伴が安っぽい… 肝心のアクションに関しては、あいかわらず体を張ってるものの、格闘シークエンスが少なめな分、物足りなさを感じてしまいます。あと、何で出てくる敵の白人のみなさん、みんなこんなにデカイんでしょうか？(；・∀・)見応えあるっちゃあるかもですが、なんかデカイからかノロくて、いまいち盛り上がらない… とはいえ、中盤の葬儀場での格闘シーンは、待ってましたな感じでやっぱ最高にアガりましたけど！
あとはこの映画、クライマックスのアイディアが良くも悪くも独創的で、斬新だし面白いんですが、なんせアクションとしてのスピード感はほぼゼロに等しい(；^∀^)でも、この映画たまに観たくなっちゃうんですよねぇ♪♪♪
