おらんだ

僕は妹に恋をするのおらんだのレビュー・感想・評価

僕は妹に恋をする(2006年製作の映画)
2.4
頼(より)と郁(いく)の双子は幼い頃から仲が良く、高校生になっても同じ部屋の二段ベッドで寝るほど。しかし、最近兄の態度が冷たくなり、妹の郁は戸惑いを隠せない。だがそれは、妹の事を一人の女の子として意識してしまう頼の苦悩が故の素っ気なさだった。

A級食材を使ったB級グルメ。

今をときめく嵐の松潤、榮倉奈々のW主演なのに。何だこのB級感。「和牛と松茸を使ってカップラーメン作りました」みたいな感じ。

まだ演技の拙さが見られるので、沈黙のシーンが多いのに間が持たない。放送事故みたいな間。そんな中、平岡祐太だけが良かった。ハマってた。変な役柄なのに違和感が無かった。

兄妹間の恋という禁断の愛をテーマにしているのに、あまりそこを意識させない。互いの事を名前で呼ぶし、双子なのに似てないし。勿論台詞なんかではそこを意識させるんだけど。普通の痛いカップルにしか見えない。

あと、みんな面倒くさい。ライバルの女の子も面倒くさいけど、一番面倒くさいのは頼。本当に必要な事以外話さない。そのせいで誤解やら軋轢を生むのでイラッとする。少女漫画のイケメンはいつもそうだ。なにクールぶってんだ。喋れや。長いセリフ覚えられないのかな?(´・ω・`)
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