グリフィン

評決のときのグリフィンのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
4.6
初見。字幕。
いろいろと判断が難しい映画でした。作中に似たようなセリフがあるけれど、どっちに転んでも正義であり悪でもあるお話だと感じます。そりゃ心情的には自分も黒人のお父さん側であり弁護士側なんですけど、それだけで片付けられない複雑なテーマの作品だと思います。本当にこの結末で良かったのだろうかと。

とはいえ映画や小説なんだから高々と理想論を掲げてもそれはそれで悪くない。それが大事とも思うんです。

あと今観ると信じられないくらいキャスト豪華ですよね。マシュー・マコノヒーの最後の演説シーンはとにかく素晴らしかった。
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