イライライジャ

バリエラのイライライジャのレビュー・感想・評価

バリエラ(1966年製作の映画)
3.0
仲間とのゲームで勝ち、金を手に入れた医学生の主人公は全てを投げ捨てて街を飛び出し、その先で女と出会う。

バリエラは障壁の意。
登場人物に名前は無く、男女間や世代間など様々な障壁をひたすら難解に描く。正直よく分からん。
が、単純に観れば普遍的な恋愛とも取れる。

この時代のポーランド映画は社会や政治への風刺や批判の暗喩が随所に散りばめられている。本作はそれが何重にも積み重なりすぎてテーマが隠れきってしまい、結局のところやっぱよく分からん。