たけちゃん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.2
カンフーは銃には勝てぬ~(。-ω-)


ツイ・ハーク監督 1991年製作
主演リー・リンチェイ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月19日は僕の大好きな武闘家、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)師父の誕生日です( •̀ω•́ )و✧
なので、師父の作品をレビューしなければなりません!


【黄飛鴻とは】

黄飛鴻は1847年8月19日に広東省で生まれました。父親は黄麒英(ウォン・ケイイン)といい、広東十傑と称された武術家でした。「酔拳」には、その父親も出てきましたよね。
黄飛鴻は洪家拳の使い手として知られ、13歳で道場主レベルだったと言うから驚きです( ˘ ˘ )ウンウン
特に得意だったのは虎鶴双形拳だそうですが、他にも色んな体術を会得していたそうですよ。


16歳の時に父が亡くなり、父親が経営していた薬局兼道場の宝芝林を継ぎます。なので、「酔拳」は亡くなる前、「ワンチャイ」シリーズは父の死後を描いた作品となりますね。ただ、ワンチャイⅢにはお父さんも出てくるんだけどな( ¯−¯ )フッ


作品に出てくる弟子たちも実在の人物らしく、肉屋のエイで出てくる太っちょは林世栄(ラム・サイウィン)といい、ウォン・フェイフォンの右腕と称された人。その彼の孫弟子がラウ・カーリョンさん。以前「セブン・ソード」のレビューした時に詳しく書きましたが、伝統的な洪家拳の使い手で、大好きでした( ˘ ˘ )ウンウン



ウォン・フェイフォンって、中華圏では、最も作品に取り扱われている人ですので、作品数は沢山あるんですよ~。その数、なんと100本を超えてるんですって!\( ゚д゚)/!!
その全部どころか、僕も両手くらいしか観てないと思うんですが、それでも、ウォン・フェイフォンと言えば、ジャッキーの「酔拳」かリー・リンチェイの「ワンチャイ」シリーズになると思うんです。

なので、今回はリー・リンチェイの作品を選びました。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」\(^o^)/



ジャッキーのウォン・フェイフォンは酔拳の使い手として登場しますが、ご存知のようなコメディ・カンフーですよね。でも、リー・リンチェイは正統派で、十字拳と無影脚の使い手で、また、本当に高潔な人物として描かれています。普通ならあまりにも強くて面白みが無くなるところですが、リー・リンチェイの技が凄すぎて、その美技を見るのが快感になるほどです。
リー・リンチェイって、体技が素晴らしいですが、僕は特に姿勢と足さばきが好きなんです。本当に美しい!


さて、今作はリー・リンチェイと共にユン・ピョウがとても良い活躍をしますね!
彼が演じる梁寛(ヤン・フー)もやはり実在の人物。悩みながらも義侠心に熱い良い男でした!
次作からユン・ピョウでは無くなるのが残念。


あと、やっぱりロザムンド・クワンが大好きでした~\(^o^)/ヤッパリネ、(・ω<) テヘペロ