切れ味すごい刀拾ってテンション上がって藁人形めっちゃ切る気持ちわかる気がする。
段々の刀に呪われていく様子。
藁人形切ったら人だったパターン。
学習せえよ。
自分自身が藁人形になっていく。
悲劇は繰り返されるのか。
刀に込められた強い呪い。

手塚治虫が原案・構成・演出を担当。
切り絵作家の百鬼丸がキャラクターデザインを担当して、第2回広島国際アニーメーションフェスティバルに出品された実験的作品。

1人の武士が伝説の刀『村正』と出会い、斬りたくなる衝動を隠しきれなくなる。
とある神社にある藁人形たちをみて片っ端から斬っていく。
しかしこの人形たちが人間たちへとすり替わっていくという内容で、コレだけ観るとなんじゃ？となる。
作品紹介で書かれていたのは、
「核の均衡の上で保たれている現代の平和に対する警鐘を鳴らしている」との事。

刀＝核
藁人形のように殺した感覚もないものも、実は命を片っ端から殺してしまうことへの警告なのでしょうか？
劇画タッチだけど、動きのコマは少なめ。
言われなければ手塚治虫アニメとは分からない感じの斬新なタイプのアニメーションでした。

手塚治虫の実験アニメその12
時代劇いいね。
この刀は核兵器の比喩だそう。
因果応報。