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グリースのmのレビュー・感想・評価

グリース(1978年製作の映画)
3.3
gleeでほぼ全曲カバーされていたので、見覚え、聞き覚えがあるものばかりで懐かしかった。
ストーリー自体はなんてことないけれど、学園ミュージカルの原点のような作品なので、色々な学園ミュージカルの元ネタを見ているような気分になって楽しかった。
グリースは曲がかなりタイプ。ジョントラボルタの高めでちょいハスキーな歌声も結構好き。

ジョントラボルタ含めた男子グループが、全員イキり散らかしているのがダサすぎて面白かった。運動部のテストでいちいちいちいちかっこつけた歩き方したり、ハグした後に急に我に返って髪の毛整えだしたりするシーンでめちゃくちゃ笑った。

時代が時代なので、白人以外が一切出てこなかったり、ゲイが最後までいじめられる役どころだったりするのは仕方ないとは思いつつももやもや。
それを踏まえると、後に多様性をテーマにしたミュージカル「ヘアスプレー」にジョントラボルタが出演したり、gleeでsummer nightを完コピした時に、サンディ役を黒人のメルセデスが演じ、ゲイのカートが女子グループ側にしれっと混ざって歌っていたり、価値観がどんどんアップグレードされているのが見えて、なんとなく感慨深い気持ちになりました。
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