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スター・ウォーズ 特別篇のtjZeroのレビュー・感想・評価

スター・ウォーズ 特別篇(1997年製作の映画)
4.3
や~、『フォースの覚醒』の余韻が覚めない中、もう数え切れないSWのループ鑑賞を『ファントム・メナス』からまた始めて、本作『新たなる希望』まで来ました。

やっぱり、このⅣは特別ですね。何回も観てるのに、再生を開始するとなんか荘厳なイヴェントに立ち会っているような高揚感がある。歴史的な作品、を眼の前にしたヨロコビ。
『帝国の逆襲』がベストという評価は変わらないけど、あのⅤもこのⅣがあってこそ。この両横綱の強さは飛び抜けている。

新三部作から続けて観てくると胸に浮かぶのは、やっぱりアナキンって大したヤツだったんだな~という感慨。

ジェダイには禁じられていた結婚をして聖と俗を結びつけたり、フォースの暗黒面とジェダイの善の部分を融合させてより大きなパワーを得ようとしたりしている。
異質なもの、相反するモノを結びつけて宇宙をより高度な次元で統合しようとした志は立派で、シリーズ全体を通しての太い幹のような重要な存在であることは間違いない。

惜しむらくはその成果を急ぎ過ぎた事で、若さゆえの暴走でパルパティーン(銀河皇帝)の手の平の上で踊らされることになってしまった。

ただ、ジェダイだけの正しすぎる宇宙は堅苦しいし、シスだけの野心と欲望だらけの銀河は殺伐としている。両者をハイブリッドしようとしたアナキンの”フォースにバランスをもたらす者”としてのチャレンジは(くり返すけど)間違ってはいなかった。

そしてその、いろんなものを融合しようとする姿勢は、多彩なエイリアン、人種、文化が共存しているSW世界そのものなのである。

道半ばで頓挫したアナキンの理想を、この先息子であるルーク・スカイウォーカーがどのように成し遂げていくのか、8作目以降も楽しみに観続けていこうと思います。