Okeydokey999

サンシャイン2057のOkeydokey999のレビュー・感想・評価

サンシャイン2057(2007年製作の映画)
2.0

No_79
宇宙モノだと思って観ると、頭に大量のクエスチョンマークが浮かぶ作品。ここまで騙された作品なかった。ただのSF?んな訳あるかい!ホラーサスペンスじゃーい!


50年後の近未来、太陽の消滅により地球も滅亡の危機にさらされていた。人類最後の望みを託されたのは、宇宙船イカロス2号に搭乗した船長や物理学者のキャパら男女8人のエリートたち。彼らは可能な限り太陽に接近し、太陽を再生させるという究極の任務に挑もうとしていたが、想像を絶する異常事態に巻き込まれてゆく。


太陽が消滅してしまう近未来がテーマだからなのか太陽がとても綺麗!さすがアメリカのCG技術だなと感心しました。

が、私が凄いと思ったのは正直言ってそこだけ。あとは何だか迷走した感じでして。終盤になるにつれ結局この作品のジャンルは何なんだって何回も考えました。(「オデッセイ」とか「ゼログラビティ」とかそんな風に思って観たらアカンやつや!全くの別物や!)

それはさておき、私が声を大にしてツッコミたいところ。それは中盤のイカロス1号からイカロス2号に三人が移るシーン。あれ、一人は宇宙服きてもう二人は中の素材を使って宇宙の温度から耐えるみたいな内容だったけど、その前に真空だから意味ないよねっていう。死ぬ時も凍って砕けて粉々にクラッシュするとかじゃなくて、目玉とかが飛び出るよねっていう。あれはイカロス1号からの移動の時に微量の空気が漏れるとかして何とかしのいでたのかな?にしても、空彼方に飛ばされてった人は目玉が飛び出て死にますよね?なんか理屈にかなってない描写が引っかかってしまって、私の頭はちんぷんかんぷん。…やれやれ。


とまあ、スリリングな気持ちを味わいたい方にはいいかもしれませんが、宇宙モノ観たい方は正統派宇宙作品を観るか、少し違うというのを念頭に置いて今作を観て下さったら幸いです。
…てか、アメリカさんよお!死人の描写が少しグロテスク気味なの止めた方がいいと思うよ!死人じゃなくてもグロテスクな方が一人いたしね!やめてよ、夢に出てきたじゃん!悪夢だよ!寝不足だよ!
Okeydokey999

Okeydokey999