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麦秋(むぎのあき)
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『麦秋(むぎのあき)』に投稿された感想・評価

lemmon
3.7
クライマックスの高揚感は何とも言い難い幸福感があったなあ。ちょっと前まで主人公の情けなさにガックリきてたけど笑。

母なる大地、そして妻は強し。

未開の地を切り開く。
こんなことなかなか経験できないよなあ。

この年代、予算もあるからだろうが、クライマックスが迫力ありすぎて、全て吸い込まれた😄。30年代作品の「シカゴ」「桑港」とか結構ある気がする。

歴史叙事詩的な雰囲気に、身近なドラマも盛り込まれ、なかなか楽しかった!


※スケールの小さな身近な話だが、裏のじいちゃんが土地を貸してくれて、一昨年荒地に畑を開拓したけど、人間も土に根を生やしてこそみなぎるものがあるなあ、つくづく思っている。シータも言ってた😆。
キング・ヴィダー監督「群衆」(1928)の続編とされる一本。MGMが内容を社会主義的だとして許可せず、監督が私財を投入して制作。友人のチャールズ・チャップリンが自社ユナイテッド・アーティスツで配給した。

大恐慌時代。失業中のジョンと妻メアリーは、叔父が抵当に持っている農場を借り受ける。都会人の2人は農業未経験だったが、失業中の人々を集め協力して農業することを思いつく。。。

面白かった。未開の土地に村が出来ていく過程を小さな農場で再現している。甘い話ではあるが様々な職の失業者たちが力を合わせて灌漑を掘る姿に素直に感動した。

この程度の表現で社会主義的だと評されるのだからナーバスな時代だったのだと思う。しかし、共同体=共産カルトという短絡的なレッテル貼りは現代のネット上でも散見するものだ。

清水宏監督「みかへりの塔」(1941)は実話ベースだが、クライマックスシーンが類似していて思わず連想した。
Jimmy
3.8
シネマヴェーラ渋谷「プレコード・ハリウッドⅡ」にて鑑賞🎥

不況で職にありつけない人達が、同じ境遇の人達と共同して荒地を農場に開墾しようとするキング・ヴィダー監督作。
社会性を持った人間ドラマに見えた🙂

ただ、本作はキング・ヴィダー監督作ではあるものの、MGMに拒否されて、ヴィダー監督が自費を投じて独立製作した映画。チャップリンがユナイテッド・アーティスツで配給。
このことからチャップリンは本作に人間ドラマを感じたんだな……というのが分かる🤗

ジョン・シムスという「毎日職探しをしているが職を得られない男」と妻メリーは、借金取りに訪ねられる生活をしていた。晩御飯の鶏肉を買うにも、肉屋にウクレレを渡してゲトする有様。この肉屋の場面は笑える😆
そんな二人が、オジから「ここから少し離れた所に荒地があるが、あそこを農場にする仕事をしてみないか?」と言われ、即OKして、二人で荒地に行く。
そして、似たような境遇の人達を集めて力仕事を続けて、広大な荒地を農地にしていこうとする。この中で「自分は指名手配者だから、自分を警察に連れて行けば500ドル得られる」などなどのエピソードが盛り込まれていて、見応えあり。

ただ、序盤で開墾主のジョンが「ここには、皮をはぐ先住民などは居ない」などと凄い発言があったりして、以前はさりげない場面にもかかわらず、なかなか凄い発言……だと思ってしまう😳

また、ジョンが妻以外の女性と浮気っぽいエピソードも、社会派っぽい映画なのに不思議な感覚。

更に「緑したたる農園だ…」などと言われると、「あぁ、カラー映画で観たかったなぁ~」などと思ってしまった🌈

この映画、観ながら観客にいろいろな思いを抱かせるキング・ヴィダー監督の佳作といえよう✨✨