無口で哀愁漂う裏の世界の男の美学…的なものを詰め込んだような、マフィア、スパイものの中では、なかなかの雰囲気漂う作品。
あれ、これで終わり?っていうシンプルなストーリー展開でやや物足りなさも感じたけれど、テイストはとても良い。銃もカラシニコフもバズーカも、ど派手な武器は一切出てこず、ナイフだけというのも良い。こういう作品に派手な銃は似合わないですから。
公衆浴場での、着衣刺客 対 素裸ヒーローのアクションシーンは、一歩間違えばお笑いか、と作品テイストとは全く場違いな感覚で鑑賞してしまってごめんなさい(笑)
フォローしてももう遅いけど…良作です。