えびちゃん

モダン・タイムスのえびちゃんのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
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たまには明るい映画でも。
誰も傷つけない笑いの応酬、そして沸き上がる感動のラストシーンにいま時代が欲しているのはこういう作品ではなかろうかと思う。BSPナイスよ!
1930年代、諸産業が目まぐるしく活気を帯びると同時にさらなる生産性を求められる中で、社会の端っこに流れ着いたようなチャップリンと孤独な少女。手を取り合い支え合う姿に、原始的な人間の姿というか、シンプルで無垢な美しさにはっとさせられる。
わたしたちは不便さに慣れていくべきなんだろうなと今の時勢に重ねて思った。ただ、仮設の映画館で『タレンタイム』をハイスピードプラスエリアモードで観たがゆえ、月初にしてWi-Fiの速度制限に引っかかり発狂しかけているわたしにはまだ遠い道のり…(たすけて!)
あぁ、本当にいい映画観たな…。
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