すごくシンプルなんだけど、だからこそ老若男女たのしめる傑作。
こうしたシンプルな映画作品の時代から、いまはだいぶ複雑な作品が多くなった。その要因は、①人々が求める刺激が深くなり複雑になったから、②シンプルなストーリーはやり尽くされた→この2つだと思う。別にシンプルも複雑も優劣は無いけれど、いい作品は良い。
今作は特に、魅せ方が凄くうまい。本当にジュラシックパークを体験しているかのように感じさせられて、さすが巨匠スピルバーグ監督。
最後にジュラシックパークの印字が入った垂れ幕が落ちてくるシーンは、鳥肌がたった。
公開から30年…もっと年月が経てば、作品として更に輝きが増すんだろうなと思う。