「バグズライフ」と同時上映の短編。一人の老人が公園のテーブルで一人チェスをする様子を描く。
起承転結がはっきりしていてとてもわかりやすく、面白い。白と黒でキャラクターを演じ分ける老人の茶目っ気も楽しい。端から観たら「大丈夫かな、この人…?」と思いかねないけど。
アニメーションも秀逸。椅子を掴み損ねたり、腰が悪くなかなか立ち上がれなかったりする所など、描写が細かく、人間の演技を見ているよう。駒を撮るシーンにも謎の迫力がある。
この爺さん、「トイストーリー2」にも出てたらしい。ウッディを修理してた人らしいけど、全然気がつかなかった。
ツッコミどころが一点。落ちた筈の駒が消えてる。