フーフー言い過ぎ！！！ｗｗｗ
どんだけ息荒いんだよ！！！ｗｗｗ
幼少期の母親の虐待でマネキンしか愛せなくなってしまったマザコン中年男のフランク。
彼は何時に間にか若い女性を殺しては頭皮をはぎ取りマネキンに被せてコレクションしていた。
今日も今日とて美女のカメラマンを標的にしたフランクだったが…。
殺人鬼となった男の狂気を描く、スラッシャー・ホラー。
今回は殺人鬼側が主役で、狂気の殺人鬼の凶行をひたすら描いてゆく超シンプルなお話。
ぶっちゃけお話自体は少々中だるみ気味でそこまで面白くはない。
だが、殺人鬼のオッサン役のジョー・スピネルさんが色んな意味で濃い！！！ｗ
特に最初の首絞めシーンのどアップ顔はヤバい！ｗ
殺しの際にフーフー息を切らし、母親の幻影と共に「ママァ～～！！！」と大熱演！！！！
こりゃやべーわ。ｗ
殺害シーンはトム・サヴィーニさんが手掛けているだけあって流石のクオリティ。
サヴィーニさん自身も出演しており、かなりバイオレンスな散り様を見せてくれます。アッパレ！！！！ｗ
一方、ドラマ方面は孤独な都会のムードこそ出ているものの、テンポが遅く、正直ダレ気味だった。
ただ、狂ったような(っていうか実際狂った)ラストの大騒ぎっぷりは見事でグロメイクも相まって狂気を醸し出していた。
最後の狂気を放ったオチも見事。
残念な個所も多いが、グロシーンはしっかりしてるし、主演のジョー・スピネル氏の狂演っぷりなど、中々見どころが多かったです。
出来が悪いわけじゃないので、この手の映画が好きな人はどうぞ。
なお、本作は2012年にリメイクされたそうな。
そっちは脚本にアジャさんが関わってるらしい。何時か観たい。
