ジェット・リー、モーガン・フリーマン共演のアクション映画。監督と脚本は「トランスポーター」と同じルイ・レテリエとリュック・ベッソン
個人的な意見だが、アクション及び人間ドラマの双方で感動することができた素晴らしい作品であると思う。
特に俳優の演技がどれも群を抜いて良かった。ジェット・リーの初めの目の輝きが失われた演技は、まるで本当に飼いならされた犬のようであった。そこからの彼の挙動も、全て怯えた子供のようで良かった。ボブ・ホスキンズはやはり悪役がよく似あう。モーガンフリーマンはやはり良いお爺さんであった。
アクションも、特に地下闘技場での戦闘、及び最後の戦闘はとても良かったと思う。しかし前半の容赦なく拳を打ち付けるジェットのアクションもまた、本当に犬のようであった。あれで噛みついたりすれば余計よかったかと思う。
しかし、ジェットの演技力がすごかったと思う。ダニーを見事に演じきっていたと個人的には思った。
