【まるで雨傘の品定めをしてるみたい】
レオス・カラックス監督『アネット』相変わらずの賛否両論ですね…私は大好きだったけどなぁ。。。
ジャック・ドゥミ監督作品を参考にしたという記事を読んで、一番有名そうな作品からトライです。私はミュージカル映画は全然通ってないですし、しかもフランス映画🇫🇷
序盤から理解しました。確かに『アネット』はドゥミ的です!!1963年からこの"手法"が確立されてるのは驚きです。撮影技術的にも、画期的だったと想像できます。
ここで違いを明らかにしましょう。
ドゥミ監督の作風は、ポップ!お洒落!明るい!同じ"手法"でここまで違うのかと感心しております。勿論、役者も音楽も時代も違います。にしても、男女の恋愛観のベクトル違いすぎ…こちらはやはりザ・スタンダード。一部、二部、三部と分かれてますね。この手の"手法"はよそ見、聞き逃すとどんどん話が進むので、書きながら観にくいし、寝る前のドライヤーながら見もダメ…
16歳の少女(とはとても思えないけれど)の恋愛・結婚ストーリーです。ピンクが効果的に使われてて、かなり画的にキュート。クールになる青も明るい色味。青ベースのピンクの薔薇の壁とか、インテリアのこだわりをめちゃくちゃ感じますね。
"召集令状"とか、時代を感じますね。2年間彼と離れ離れ辛い…寂しさ愛しさは二人共に歌声に乗せて。なんだかその割に賑やかなカーニバルやってる…
少女は"ある状態"になって、どんどん変化していきます。さて、彼のいない間に現れた男性とは?目が耳が離せません!
ミュージカルに"悲劇"それは、切っても切り離せないものなのかもしれません。人生のように、やっぱり幸せだけでは物語は終わりません。
☆*…今日はこれでおやすみですが『パラノーマル・アクティビティ』もう一度観ようかな…☆*